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Jヴィレッジを舞台に!「Urban Sports Camp」が福島に笑顔を届ける!2024年2月18日(日)Jリーグプレシーズンマッチ「2024福島ダービー(いわきFC 対 福島ユナイテッドFC)」の開催にあわせて『Urban Sports Camp with MUSIC LIVE!』が、福島県双葉郡広野町のJヴィレッジスタジアム 場外エリアにて開催された。 「アーバンスポーツを通じて、日本全国に笑顔を届ける!!」のコンセプトのもと、震災後原発事故の対応拠点となったJヴィレッジを舞台に、アーバンスポーツ通じて地域の方々に笑顔を届けることを目指して開催された本イベント。スケートボード・ダブルダッチ・フリースタイルフットボール、パルオニ、の4競技の体験会や、国内トッププレイヤーたちによるパフォーマンスで大きな盛り上がりを見せた。 hitomi / ©︎Urban Sports Camp 更にスペシャルゲストとして、歌手、タレントなど多方面で活躍するhitomiさんによるMUSIC LIVEも実施され、「LOVE 2000」や「SAMURAI DRIVE」などのヒット曲が披露された。 本記事では「Urban Sports Camp in Omaezaki」当日のレポートをお届けする。 ダブルダッチ / Double Dutch REG☆STYLE / ©IWAKI FC REG☆STYLE / ©IWAKI FC ダブルダッチでは世界大会3連覇の実績を持つ「REG☆STYLE (KO-YA, YUI, KAI, KENGO) 」によるパフォーマンスと体験会が実施された。2本のロープを巧みに操り、迫力のあるアクロバットやステップ、そして会場を盛り上げるマイクパフォーマンスで会場中の注目を集めた。 体験会の様子 / ©︎Urban Sports Camp 体験会の様子 / ©IWAKI FC 彼らの圧倒的なステージングに魅了されたかのように、パフォーマンス後の体験会では多くの子どもたちがダブルダッチを体験した。ほぼすべての参加者が未経験であったが、全くの未経験でも楽しめるのが「ダブルダッチ」の魅力。参加者は「なわとび」と同じ要領ですぐにコツをつかむと、その後は自由自在に縄の中で楽しそうに跳ねていた。いわきFCマスコットキャラクターのハーマー&ドリーも体験会に参加し、観客の視線をくぎ付けにしていた。 スケートボード / Skateboarding 根附 海龍のパフォーマンス / ©︎Urban Sports Camp スケートボードエリアでは、現在世界ランク6位でパリ五輪出場を目指す根附 海龍がゲストとして登場。パフォーマンスでは自身が得意とする「ヒールフリップ」をはじめ、エリア内に設置されたセクションを巧みに使ったトリックで、世界レベルの実力を惜しみなく披露した。 パフォーマンスの後半では、体験会の講師として参加していた地元・福島のスケーターとのセッションも実施。高く積み上げたデッキをオーリーで飛び越えるゲームでは会場も一体となって盛り上がり、暖かい交流が生まれていた。 スケートボード体験会 / ©︎IWAKI FC 根附海龍と、地元・福島のスケーターたちが講師として行われた体験会でも多くの子どもたちが参加した。少し不安がりながらも真剣な表情でスケートボードを教わる子どもたちの姿が印象的であった。 フリースタイルフットボール / FREESTYLE FOOTBALL Yu-ri & Yu-to / ©︎Urban Sports Camp フリースタイルフットボールでは、国内最大のCREW「Air Technician」からYu-riとYu-toがゲストとして登場した。リフティングをベースに、ダンスやアクロバットなど様々な要素が加わったフリースタイルフットボールのパフォーマンスでは、サッカー経験者の子どもたちも驚くほどの技術で会場を沸かせていた。 パフォーマンスの最後には、Air Technician 対 いわきFCのユース選手によるリフティング対決も開催。両者の洗練された足さばきから繰り出されるリフティング技術は圧巻であり、サッカー好きの観戦者も目を見張る好勝負となった。 リフティング対決 / ©IWAKI FC 体験会の様子 / ©︎Urban Sports Camp パルクール鬼ごっこ / PARKOUR ONIGOKKO パルクール鬼ごっこは(パルオニ)、運動機能を自然と向上させるように設置されたキッズ用の障害物の中で1対1の「20秒間鬼ごっこ」をする究極の鬼ごっこスポーツだ。競技の専門性によらず、「追う側」「追われる側」に分かれ、どちらが早くつかまえることができるかを競う。子どもの基礎能力向上に必要な五大基礎要素(走る・跳ねる・掴まる・越える・バランスをとる)を楽しみながら身につけることができるため、現在大人気のスポーツとなっている。 パルクール鬼ごっこの様子 / ©︎Urban Sports Camp パルクール鬼ごっこの様子 / ©︎Urban Sports Camp 本イベントにおいても子供たちから大人気のコンテンツであり、順番待ちで長蛇の列ができるほどであった。それぞれの参加者が工夫を凝らして体と頭を使うことで、年齢や体格に関係なく運動を楽しんでいる光景が印象的であった。 最後に 今回の「Urban Sports Camp with MUSIC LIVE!」は Jリーグプレシーズンマッチ「2024福島ダービー(いわきFC 対 福島ユナイテッドFC)」と併催され、地元の飲食店が出店するグルメエリアにも多くの人が詰めかけるなど、地域が一体となったムーブメントであり多くの年代が楽しめるイベントとなった。 今後も「アーバンスポーツ」を通じて多くの地域で笑顔が生まれ、地域活性化の一つの要素となっていくことに期待したい。 いわきFC 対 福島ユナイテッドFC©IWAKI FC また、プレシーズンマッチ「2024福島ダービー」いわきFC ( J2 ) 対 福島ユナイテッドFC ( J3 ) の結果は、2 – 2の引き分けとなった。福島県内に拠点を置くチーム同士が対戦し、一進一退の攻防を展開した。両チームの今季を占う重要な一戦には約3,588名の観客が詰めかけ、スタンドの応援も熱を帯びていた。両チームはともに2月24日にアウェーで今季の開幕戦を迎える。 【2024 明治安田J2リーグ】■第1節 2/24(土)いわき FC vs 水戸ホーリーホック 【2024 明治安田J3リーグ】■第1節 2/24(土)福島ユナイテッドFC vs FC岐阜 『Urban Sports Camp with MUSIC LIVE!』開催概要 イベント名称:Urban Sports Camp with MUSIC LIVE!※同時開催 Jリーグプレシーズンマッチ「2024福島ダービー」 いわきFC vs. 福島ユナイテッドFC 主催:株式会社いわきスポーツクラブ / Urban Spots Camp 実行委員会 参加費:無料 日時:2024年2月18日(日) OPEN 10:00 / END16:00予定 会場:Jヴィレッジスタジアム(〒979-0402 福島県双葉郡広野町下北迫字 岩沢1) 内容:各競技パフォーマンスショー及び体験会ダブルダッチ/フリースタイルフットボール/スケートボード/パルオニ(パルクール鬼ごっこ) ダブルダッチ:REG☆STYLE(KO-YA / KAI / YUI / KENGO) フリースタイルフットボール:Yu-ri / Yu-to from “Air Technician” スケートボードストリートスタイル:根附海龍 スペシャルライブ出演アーティスト:hitomi 協力FINEPLAY、エイベックス・マネジメント(株)、エイベックス・マネジメント・エイジェンシー(株) 同時開催 名称:Jリーグプレシーズンマッチ「2024福島ダービー」対戦カード:いわきFC 対 福島ユナイテッドFC 日時:2024年2月18日(日)14:00キックオフ 会場:Jヴィレッジスタジアム(〒979-0402 福島県双葉郡広野町下北迫字岩沢1) The Moments Of「Urban Sports Camp with MUSIC LIVE!」 MCを務めたnico氏 / ©︎Urban Sports Camp nico氏からインタビューを受ける根附海龍 / ©︎Urban Sports Camp フリースタイルフットボール体験会の様子 / ©︎Urban Sports Camp パルクール鬼ごっこの様子 / ©︎Urban Sports Camp スケートボード体験会の様子 / ©︎Urban Sports Camp スケートボード体験会の様子 / ©︎Urban Sports Camp 根附 海龍 / ©︎Urban Sports Camp ダブルダッチ体験会の様子 / ©︎Urban Sports Camp ダブルダッチ体験会の様子 / ©︎Urban Sports Camp REG☆STYLEとダブルダッチを初体験 / ©︎Urban Sports Camp グルメエリア / ©︎Urban Sports Camp
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熱気と笑顔が満ちる一日「Urban Sports Camp」が御前崎市の夏を彩る!2023年8月26日(土)に静岡県御前崎市でスポーツツーリズム型イベント『Urban Sports Camp』が、マリンパーク御前崎 キャンプ場下駐車場にて開催された。「アーバンスポーツを通じて、日本全国に笑顔を届ける!!」のコンセプトのもと、スケートボード・ブレイキン・ダブルダッチ、3競技の国内トップパフォーマーが招致され、一流のパフォーマンスやプロ選手たちとともに各競技を体験できる体験会が実施された。 また、本イベントは御前崎市で第2回目の開催となるサーフィン国際大会「OMAEZAKI PRO 2023」と併催され、御前崎市が一体となったムーブメントで、街全体が大きな盛り上がりを見せた。 本記事では「Urban Sports Camp in Omaezaki」当日のレポートをお届けする。 スケートボード / Skateboarding 左:笹岡 建介 右:根附 海龍 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida スケートボードエリアでは初心者向けの体験会が御前崎市のスケートパーク「T-style」主導のもとで行われ、静岡県島田市出身の根附 海龍、そしてパークスタイル初代アジア王者である笹岡 建介の2名が体験会の講師として登場。さらに講師の2人によるスペシャルショーケースも実施された。 体験会ではスケートボードに初めて乗る子どもたちも多かったが、豪華な講師陣による丁寧なレクチャーもあり、子どもたちも恐る恐るながら目を輝かせてチャレンジする姿が見られた。一緒にイベントに来場した保護者もスマホを片手に応援する姿が見られ、親子でスケートボードに触れる最高の機会となったであろう。 笹岡 建介 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 根附 海龍 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 最後には講師の2人から参加者にサイン入りキャップが配られ、子どもたちは大満足の表情で体験会を締めくくった。 また、体験会後には根附 海龍・笹岡 建介の2名がジャッジとして地元スケーターが参加するジャムセッションが行われた。トッププロの前でそれぞれのスケーターのアピールにも熱が入り、次々とトリックをメイク。ジャッジ2名から最も多くポイントを獲得したスケーターには景品も授与された。 ジャムセッションに参加するスケーターたち ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida ダブルダッチ / Double Dutch REG☆STYLE 左からYUI、KO-YA、KENGO、KAI、KEITA NAKAMURA©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida ダブルダッチでは世界大会3連覇の実績を持つ「REG☆STYLE」によるパフォーマンスと体験会が実施された。2本のロープを操り、迫力のあるアクロバットやスピーディなステップなどが特徴のダブルダッチを初めて見る子供たちも多く、REG☆STYLEのパフォーマンスには多くの注目が集まった。 彼らのパフォーマンス後には体験会の参加希望者が続出。ほぼすべての参加者が未経験であったが、全くの未経験でも楽しめるのが「ダブルダッチ」の魅力だ。「なわとび」の要領で次第にコツをつかみ、小中学生はもちろん、幼稚園児から大人まで、終始笑顔があふれる素敵な体験会となった。 ダブルダッチ体験会の様子 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida REG☆STYLEが創り上げるアットホームな空間では心からダブルダッチを楽しむ子どもたち、そして大人の姿が見られ、まさにアーバンスポーツを通じて笑顔が生まれた体験会になった。そして年齢や性別は関係なく、同じ土俵で全年齢の人が楽しむことが出来るアーバンスポーツの特性が、余すことなく伝わった有意義な時間になったことは間違いないだろう。 ブレイキン / Breaking MORTAL COMBAT ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida ブレイキンでは大阪を拠点に活動する日本トップレベルのクルー「MORTAL COMBAT」が登場し、パフォーマンスと初心者向けの体験会を実施した。7度の世界大会優勝を誇るMORTAL COMBATのパフォーマンスは、アクロバティックなルーティーンやレベルの高いパワームーブ、そして個性的なキャラクターで一気に会場の視線をくぎ付けに。観客の心をつかむMACCHAN & YA-SUのファニーなマイクパフォーマンスも印象的であった。 ブレイキン体験会の様子 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 体験会では多くの子どもたちがブレイキンに初挑戦。トップロック(立ち技)やチェア(フリーズ)の丁寧なレクチャーが行われ、ブレイキンの魅力に取りつかれたかのように集中する熱心な子どもたちの姿があった。実際に参加者からは「これからブレイキンを始めたい!」といった声もあり、満足げな表情で親と話す子どもたちの姿もほほえましい限りであった。 「WSL OMAEZAKI PRO 2023」実行委員長 小野田政宏 氏 コメント Urban Sports Camp × OMAEZAKI PROを併催した感想 昨年に続き2回目の開催となったWSL OMAEZAKI PROの大会に合わせ、Urban Sports Campの併催ができた事は大変に良かったです。OMAEZAKI PROはロングビーチ、Urban Sports Campはマリンパークと会場は離れてはいたものの、開催前のPRも含め、大変に盛り上がりをみせたと思います。またここ御前崎では子ども達が、スケートボード、ブレイキン、ダブルダッチなどのスポーツと触れ合う機会も少なく、今回プロによるパフォーマンスを見たり、子ども達が体験イベントに参加できたりと、大人の方も含めて大変楽しめたイベントになったと思います。会場に来た子ども達が興味を持ち楽しいと思う事が大事であり、御前崎のような地方でこの様な体験をし、子ども達の選択肢が増え、将来好きなスポーツや物事に打ち込める事が人間形成に繋がって行くのではないかと思いました。 今後の展望 今後もWSL OMAEZAKI PROとUrban Sports Campが併催できる事を願っています。今回は別会場での開催でしたが、同じエリアでの開催がお互いにプラスになるのではないかと感じました。今回の問題点を改善し、サーフィン大会運営(試合)に影響がない範囲で同じエリアでの開催を考えていきたいです。この様なイベントを行う事により、御前崎市が注目され観光面でもプラスになって行くと思っています。 最後に ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 8月の熱い日差しが差し込む中、夏休みの最終週ということもあり多くの親子連れでにぎわった「Urban Sports Camp in Omaezaki」。アーバンスポーツへの関心が世間一般でも高くなっているこの頃、このようなイベントが地方で開催されることで単なるアーバンスポーツの普及や認知拡大のみならず、若年層が多いアーバンスポーツを通じて地方エリアの若年層獲得の実現に繋がることも、少なからず見込まれるだろう。そして併催となったサーフィン国際大会「OMAEZAKI PRO 2023」の影響もあり、行政や民間企業なども含めて御前崎市全体でこのムーブメントを作り上げた事実が、御前崎市のさらなる発展の足掛かりとなることを祈りたい。 尚、併催された「OMAEZAKI PRO 2023」は8月24日~28日の期間で開催され、男子は伊東 李安琉選手が優勝、女子は地元・御前崎市出身の佐藤 李選手が優勝に輝いた。 イベント概要 名称:Urban Sports Camp in Omaezaki主催:Urban Sports Camp 実行委員会日時:2023年8月26日(土) OPEN 11:00 / END17:00会場:マリンパーク御前崎 キャンプ場下駐車場 〒437-1621 静岡県御前崎市港6104₋9 地先内容:各競技パフォーマンスショー及び体験会 スケートボード / ブレイキン / ダブルダッチメディアパートナー:FINEPLAY / Peatix協力:T-StyLe skate doard park / RECAMP 御前崎協賛:ボードライダーズジャパン合同会社 / TRIFORCE. Skateboard Academy / 株式会社 福光屋 / 株式会社ロッテ / エスビー食品株式会社 / 株式会社アドバンス中部サービス後援:静岡県 / 御前崎市 / 御前崎市商工会問い合わせ先:Urban Sports Camp 実行委員会 MAIL【 info@urbansportscamp.com 】 The Moments Of「Urban Sports Camp in Omaezaki」 ダブルダッチ体験会 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 根附海龍 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida ブレイキン体験会 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida スケートボード体験会 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida キーホルダーワークショップ ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida ジャムセッション ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida REG☆STYLE ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 御前崎市観光PRブース ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida REG☆STYLE‐KENGO ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida ブレイキン体験会 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida フードエリア ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 体験会後のプレゼント ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida MORTAL COMBAT ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 笹岡 建介 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida
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「アーバンスポーツで遊ぼう!」地域に愛されるイベント「Shiogori Camp」内にて、アーバンスポーツツーリズム型コンテンツ「Urban Sports Camp」in Tanabe Wakayamaが開催!!「Shiogori Camp」というマリンアクティビティやキャンプコンテンツを実施し、地域に愛されるイベントの協力のもと、2022年9月18日(日)に和歌山県田辺市にて開催された『Urban Sports Camp』。「アーバンスポーツを通じて日本全国に笑顔を届けたい」をコンセプトとし、今後、全国への展開を視野に入れたコンテンツの第一回目となる。 県内外からプロのパフォーマンスを観にたくさんの子どもたちが集まった。photograph by Takeshi Hayakawa 本来は目の前に海が望める田辺市扇ヶ浜公園の特設会場にてShiogori Camp内で開催される予定だったが、台風14号による雨天の影響のため当公園に隣接した田辺市武道館に会場を移し開催。惜しくもスケートボードのデモ走行とワークショップは中止となったものの、ダブルダッチとブレイキンはプロによるショーケースとワークショップが当会場のメインアリーナにて開催された。 さらにコンテンツを盛り上げるためにスペシャルゲストによるワークショップと子どもたちのダンスのショーケース、そしてアーティストによる演奏も行われた。 以下は台風の影響を跳ね除けるほどの盛り上がりを見せた本コンテンツの様子である。 コンテンツの様子 Double Dutch/ダブルダッチ 世界を代表するプロダブルダッチチーム「REG☆STYLE」によるショーケースphotograph by Takeshi Hayakawa まず、本コンテンツの皮切りに披露されたのは今回注目のアーバンスポーツ「ダブルダッチ」のプロパフォーマーチーム「REG☆STYLE」によるショーケース。子どもたちの中にはダブルダッチを初めて知った子もいたものの、世界王者を3度獲得した彼らのダイナミックでテクニカルなパフォーマンスに目が釘付け。 「REG☆STYLE」によるダイナミックなパフォーマンスphotograph by Takeshi Hayakawa ダブルダッチの魅力に惹かれ、2回に分けて行われたワークショップではたくさんの子どもたちが殺到。体験時間ギリギリまで列が途切れることはなく参加した子どもたち全員が楽しんでいる様子を見受けられた。 お友達同士でダブルダッチを体験。 大人と子どもも一緒にダブルダッチを楽しんだ。 キッズダンス キッズたちによるダンスの披露 そして1回目のダブルダッチのワークショップ後に開催されたのは「ENTER DANCE STUDIO」によるキッズダンスのショーケース。各グループが日々の練習の成果を友達や家族、プロのパフォーマーや観客の前で披露しそのパフォーマンスに観客は盛り上がっていた。 キッズたちによるダンスの披露 Breaking/ブレイキン 「MORTAL COMBAT」による息ぴったりでハイレベルなムーブphotograph by Takeshi Hayakawa またパリ五輪での選出が決まり注目を集めているアーバンスポーツ「ブレイキン」のショーケースには7度の世界大会優勝経験を持つ「MORTAL COMBAT」が登場。メンバー5人は息の合った連携の中でダイナミックかつ高難度のムーブを披露。子どもたちはそのパフォーマンスに目を光らせながらもどうしたらあの動きができるのかと不思議な面持ちだった。 「MORTAL COMBAT」による世界最高峰のパフォーマンスphotograph by Takeshi Hayakawa そんなブレイキンに難しいイメージを持つ子どもたちもいる中で迎えたワークショップではMORTAL COMBATのメンバーが丁寧に手取り足取りステップバイステップで指導。最終的には一つのルーティンとして親御さんに披露できるほどになっていた。 EXILE ÜSAによるスペシャルワークショップ スペシャルゲストとしてコンテンツを盛り上げたEXILE ÜSAphotograph by Takeshi Hayakawa 本コンテンツのスペシャルゲストとして参加したのはEXILE ÜSA。ワークショップではÜSA自身が監修した「 DANCEARTH体操 」を元に子どもたちと一緒に楽しく踊った。人気ダンス・ボーカルグループ「EXILE」のメンバーとしてはもちろんのこと、パフォーマーとしても活動している、ÜSAから今回直接レクチャーを受けながら一緒に踊れる貴重な機会ということもありたくさんの子どもたちが参加。幼児園児から上の年齢は中学生までの子どもたちが終始笑顔でÜSAの振り付けに倣って踊っていた。 ワークショップで子どもたちと楽しく踊るEXILE ÜSAphotograph by Takeshi Hayakawa 地域性に見事マッチしたスポーツ体験コンテンツ。「アーバンスポーツ x 扇ヶ浜公園」 コンテンツのフィナーレには特別に「REG☆STYLE」と「MORTAL COMBAT」のコラボセッションphotograph by Takeshi Hayakawa 「Urban Sports Camp」が今回開催されたのは和歌山県田辺市扇ヶ浜公園に隣接する田辺市立武道館。和歌山県といえば東京オリンピック2020スケートボード競技パーク種目で金メダルを獲得した同県岩出市出身の四十住さくら選手が有名だが、ここ田辺市は今回惜しくも叶わなかったが晴天であれば本コンテンツでパフォーマンスを予定していた国内でも指折りのトップスケーターで同競技ストリート種目の選手である池慧野巨選手を輩出した地域なのだ。そんな田辺市にあるここ扇ヶ浜公園にスケートパークができたのは2008年。当時からスケートボードを始めBMXやバスケットボール3×3などのアーバンスポーツが人気だったそうだ。そんな中、東京五輪での四十住選手の快挙により一気にアーバンスポーツが注目を浴び、それ以降扇ヶ浜公園ではスケボーやBMXを楽しむ学生や社会人が増えたとのこと。 当初開催予定だった扇ヶ浜公園の海をバックに特別にパフォーマンスをする「REG☆STYLE」photograph by Takeshi Hayakawa そんな歴史を持つ場所にてこのタイミングで開催されたのが「Urban Sports Camp」。とりわけアーバンスポーツに関心が高くなっているこの地で行うことで単なるアーバンスポーツの普及だけではなく、競技の特性上若年層が多いこのスポーツを通じて地方エリアが持つ課題である若年層獲得の実現に繋がると見込まれるのだ。まさに地域性に見事マッチしたコンテンツと言えるだろう。 最後に プロのパフォーマンスを真剣に観る子どもたちphotograph by Takeshi Hayakawa 今回「Urban Sports Camp」の中で、参加した子どもたちがみんな目を輝かせながら楽しそうにプロのパフォーマーたちのショーケースを見ており、また意欲的にワークショップに参加していたのが特に印象的だった。 今回のコンテンツを盛り上げてくれた「REG☆STYLE」と「MORTAL COMBAT」のクルーたちphotograph by Takeshi Hayakawa そして、パフォーマンスを披露した「REG☆STYLE」と「MORTAL COMBAT」の両チームのリーダーがコンテンツの最後に子どもたちに伝えた言葉、「子どもたちが未来のスターになれるようにアーバンスポーツを広めていきます!(MORTAL COMBATリーダー・YASU)」「一緒にアーバンスポーツで和歌山をUPしていきましょう!(REG☆STYLEリーダー・Ko-ya)」が次世代へのバトンとして、ここ和歌山でさらにアーバンスポーツが広がっていくことの可能性を大いに感じることができた。 地域密着型イベント「Shiogori Camp」内で開催された本コンテンツは、多くの地元の方々中心にアーバンスポーツの世界観を届けられたと思う。今後も一人でも多くの子どもたちがこのコンテンツを通してアーバンスポーツを知って始めるきっかけとなることを心から願う。 コンテンツ概要 コンテンツ名称 : 「Urban Sports Camp」in Tanabe Wakayama 開催期間 : 2022年9月18日(日)※詳細は公式HPをご覧ください。会場:田辺市立武道館メインアリーナ (和歌山県田辺市扇ヶ浜2番10号)協賛:カーポートマルゼン、XPERIA、乃村工藝社メディアパートナー: FINEPLAY