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「URBAN SPORTS CAMP IN 水戸」が3月2日に開催!一流のアスリートによるパフォーマンスの披露に加え、誰でも気軽にアーバンスポーツにチャレンジできる体験会を開催。小さな成功体験が子どもたちの大きな一歩につながる。スポーツを通じて、笑顔を届ける! 開催概要 日時:2025年3月2日(日)11時~15時 場所:ケーズデンキスタジアム水戸(〒310-0914 茨城県水戸市小吹町2058-1) 主催:東京海上日動 協力:水戸ホーリーホック(株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック) 問合せ先:東京海上日動火災保険㈱茨城支店(029-233-9200) ■ コンテンツ● XII After Ours Shigekixが率いるブレイキンチームから6名が参戦!2024年に国内トップ選手が集まり結成されたばかりだが、すでに様々な大会で優勝するなど、国内のみならず海外でも活動の幅を広げている今大注目のチーム。トップ選手の圧巻のパフォーマンスに目が離せない! ●REG☆STYLE "Regale=おもてなし"をコンセプトに二本のロープを巧みに操り、迫力のあるアクロバットからダンスまでこなす彼らのパフォーマンスは皆を魅了する。2017年に世界チャンピオンに輝いてから3連覇するなど、業界を代表するトップダブルダッチチーム!
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『KUMAMOTO URBAN SPORTS FES 2025』開催決定!!熊本がアーバンスポーツで燃え上がる2日間! 国内トップレベルの選手やパフォーマーを招聘し、生のパフォーマンスに触れるとともに各競技を無料で体験できる体験会も開催。 スペシャルゲストには吉沢恋選手(スケートボード)、中村輪夢選手(BMX)、九州男児新鮮組(ブレイキン)、FLY DIGGERZ(ダブルダッチ)、TAISHI(パルクール)と超豪華な面々が並ぶ。 また、スケートボード ストリートの大会『くまモンカップ』も同時開催! Lowクラス、Womensクラス、Openクラスの3カテゴリーに加え、誰もが参加可能な「自分越え」に挑戦する『くまモンチャレンジ』も実施する。 そしてWomensクラスとOpenクラスでは、招待選手としてパリオリンピック金メダリストの吉沢恋選手や地元熊本の期待の新星、松本雪聖選手が準々決勝から登場!世界トップクラスの選手と一緒に戦えるチャンスも! 大会を盛り上げるMCには寺井裕次郎氏、ジャッジも清水潤氏、池田幸太氏、瀬尻稜氏とこちらにもスケートボード界のレジェンドが集結。是非この機会をお見逃しなく!! 【コンテンツ】 KUMAMON CUP また、両日イベント内で開催予定の「くまモンカップ」では、Lowクラスは全員が滑走を終えた後、オールランキング方式で順位を決定。 女子クラスとオープンクラスはランによる予選、準々決勝はオールランキングを用いて実施、準々決勝からは日本が誇る世界トップレベルのライダーが登場する。 一緒に世界のトップ選手と戦える貴重なチャンスとなっている。準決勝からは1対1のバトルフォーマットという独自のルールで競技が進行する。 エントリーはこちらから>> ※スケートボードはくまモンカップ&くまモンチャレンジ開催の特設スケートボードパークとスケートボード体験会コーナー以外でのスケートボードの滑走は一切禁止となります。会場周辺の駅から会場までの間もスケートボードに乗っての来場はお控えください。 GUEST【RIDERS-MC-JUDGE】 吉沢恋 RIDER 吉沢恋 パリオリンピック金メダリスト。その後も世 界最高峰の各大会で上位入賞、その実力は止まることを知らない。 松本雪聖 RIDER 松本雪聖日本強化指定選手A。28年のロサンゼルスオリンピック出場を目標に、更なる飛躍を目指す。熊本出身。 上村葵 RIDER 上村葵小学5年生で全日本アマチュアスケートボード選手権で2位に入り、2023年からはWSJ日本強化指定選手に選ばれ、国際大会にも出場をしている。2023年に開催された「UPRISING TOKYO」では初の世界女王に輝いた。 濱村大征 RIDER 濱村大征持ち前の体幹と非常に高い回しスキルを組み合わせた高難易度のレールトリックを得意とする日本でも屈指の次世代ライダー。 寺井裕次郎 MC 寺井裕次郎 ACT SB STOREのオーナーを務める側、吉沢恋選手を幼少期から指導。解説やMCとしても活動中。 瀬尻稜 JUDGE 瀬尻稜 17歳で日本人初の世界チャンピオンに輝き、その後も長きにわたり日本を世界に押し上げたパイオニア。 清水潤 JUDGE 清水潤 日本強化指定選手選考会審査員のトップとして尽力、自身もキャリアを継続するレジェンドスケートボーダー 池田幸太 JUDGE 池田幸太 若くして世界からも認められている実力者。日本代表選手を決めるジャッジを務める等多岐に渡り活躍中。 URBAN SPORTS SKATEBOARDING SKATEBOARDING初心者の方も挑戦できる「くまモンチャレンジ」や3つのクラスで「くまもんカップ」を開催。世界レベルの選手を生で見れる貴重な機会を是非体感してください。実際にスケートボードに乗れる「体験会」も無料で開催こちらも是非。 BREAKING BREAKINGブレイクダンスとも呼ばれ、 パリオリンピックで採用されたブレイキン。体験会では、簡単なフットワークやフリーズなど初めて挑戦する方でも楽しめる技をレクチャー予定!九州男児新鮮組が来場!※23日のみ開催 DOUBLE DUTCH DOUBLE DUTCH2本のロープを使い、ロープ の中でジャンプをしながらダンスやアクロバットをするスポーツ。ジャンプができれば誰でも簡単にできるので、体験会に参加して様々な跳び方にチャレンジしてみよう!FLYDIGGERZが来場! PARKOUR PARKOURフランス軍発祥のトレーニ ングカルチャーのパルクー ル。「走る」「跳ねる」「乗り越える」「掴まる」「バランスを取る」5大基礎能力を目覚めさせる様々なミッションに挑戦しよう!23日はシニアパルクールも開催! PARUONI PARUONI『鬼ごっこ』x『パルクール』究極の鬼ごっこスポーツが、菊陽町に上陸!安全で運動機能を向上させるキッズ用障害物が置かれたエリアの中で行う、1対1の「20秒間鬼ごっこ」。みんなでパルオニを楽しもう! SPECIAL TALKSHOW SPECIAL TALKSHOW22日にはパリオリンピックスケートボード女子ストリートの金メダリスト吉沢恋選手が、23日には日本選手権 6連覇中、世界大会でも活躍するBMXの中村輪夢選手が登場!貴重な機会を是非お見逃しなく!※体験会は当日受付となります。 SPECIAL GUEST 吉沢恋 吉沢恋 【SKATEBOARDING】パリオリンピック金メダリスト。22日トークショー、23日出場! 中村輪夢 中村輪夢 【BMX FREESTYLE】パリオリンピック5位入賞。23日登場! 九州男児新鮮組 九州男児新鮮組 【BREAKING】数々のタイトルを総なめ。23日登場! FLY DIGGERZ FLY DIGGERZ 【DOUBLE DUTCH】国際大会2連覇。両日登場! TAISHI TAISHI 【PARKOUR】世界大会入賞。両日登場! タイムスケジュール INFORMATION ■日時:2025年2月22日(土)、23日(日)10時~17時■場所:菊陽町総合体育館熊本県菊池郡菊陽町原水5352番地3 ■主催:くまもっと旅スポコミッション(熊本県)■協力:菊陽町■問合せ先:KUMAMOTOURBANSPORTSFES事務局 お電話 / 090-7630-1694
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熊本県菊陽町で刻まれたアーバンスポーツシーンの新たな1ページ「KUMAMOTO URBAN SPORTS FES 2025」来年2026年の春に西日本最大のアーバンスポーツパークがここ熊本県菊陽町でオープンされることが決定している中、さらにアーバンスポーツの機運を高めるべく今回「KUMAMOTO URBAN SPORTS FES 2025」が2025年2月22日(土)〜2月23日(日)の2日間にわたり開催された。本イベントはアーバンスポーツパーク建設予定地の目の前にある菊陽町総合体育館にて開催され、熊本で人気のスケートボード大会である「くまモンカップ」をはじめ、特別ゲストとしてオリンピック選手である吉沢恋(スケートボード・ストリート女子日本代表)・中村輪夢(BMXフリースタイルパーク男子日本代表)の2名を迎えたスペシャルトークショー、そして様々なアーバンスポーツのパフォーマンスと体験会の数々が、老若男女かかわらず来場者全員にアーバンスポーツを全身で楽しんでもらえる機会を提供した。 以下は2日間にわたり、熊本県菊陽町をアーバンスポーツの熱狂の渦に巻き込んだ「KUMAMOTO URBAN SPORTS FES 2025」の様子だ。 オープニングセレモニー 熊本県菊陽町でオープンされるアーバンスポーツパークの名称が発表された 本イベントの開催に先立って行われたオープニングセレモニーはMC NORIの呼び込みの元、熊本県知事の木村敬氏と菊陽町町長の吉本孝寿氏の挨拶から始まり、また熊本を代表するゆるキャラの「くまモン」と菊陽町マスコットキャラクター「キャロッピー」がスケートボードに乗ってステージに登場するなど会場を盛り上げた。そして熊本出身のトップライダーである松本雪聖も登壇し、地元熊本でアーバンスポーツイベントが開催されることに対して喜びの声をあげた。さらにこのオープニングセレモニーでは、ここ熊本県菊陽町で来春にオープンする西日本最大のアーバンスポーツパークの名称が発表された。「くまモンアーバンスポーツパーク」というこの名称が今回初めて公にお披露目となると、会場内は来年の施設開業への期待も含めてボルテージが高まり、最高な雰囲気の中で本イベントがスタートした。 左からキャロッピー、菊陽町町長の吉本孝寿氏、松本雪聖選手、熊本県知事の木村敬氏、くまモンの順 スケートボード 決勝後にお互いを称え合う松本雪聖と吉沢恋 熊本県を代表するトップライダーである松本雪聖の存在もあり、今回のメインコンテンツとなったスケートボード。本イベントではコンペティションの「くまモンカップ」、チャレンジ企画の「くまモンチャレンジ」、そしてスケートボード体験会の3つが開催された。 くまモンカップ 世界で戦う日本人トップライダーたちも招待選手として参加し、昨年よりパワーアップして帰ってきた「くまモンカップ」。今回はLowクラス、Openクラス、女子クラスの3カテゴリーで競技が行われ、1日目の予選を勝ち上がった選手たちが2日目へ進む形となった。 Lowクラスは予選を勝ち上がった8名が決勝にて45秒のランを2本走り、ベストスコアで順位を争う形に。スケートボードの未来を担う様々なスキルを持ったライダーたちが自分たちのトリックを披露しあった。 楢原新のライディング 3位入賞を果たしたのは「アラレちゃん」の愛称で呼ばれる楢原新。様々なトリックを兼ね備える楢原は決勝で「スイッチキックフリップ」や「キックフリップフロントサイドボードスライド」などを綺麗に決めていくも、ラストトリックでトライしたクオーターでの「キックフリップドロップイン」に失敗。最後にミスはあったものの全体のライディングが高評価を受けて3位となった。 山崎優希のライディング 3位の楢原との接戦を勝ち切り、2位入賞を果たしたのは山崎優希。小柄な身体から繰り出される豪快なトリックが特徴的な彼は、ファーストトリック前にルーティンを間違えるハプニングがありながらもリスタート後は冷静に対処。綺麗な「キックフリップ」やバレル越えの「オーリー」などスタイリッシュなライディングを見せて終盤には「バリアルフリップ」もメイク。楢原同様に惜しくもラストトリックに失敗したが1点差で勝ち越し2位となった。 田中晴乃亮のライディング 今回、Lowクラスを見事制したのは田中晴乃亮。バリエーションの多いトリックを持つ彼は、他のライダーがなかなかトライしないトリックを連発。その中でも「フロントサイドテールブランドスライド」やロングレールでの「フロントサイド50-50グラインド to ボードスライド」そしてラストトリックの「フロントサイド5−0グラインド to ショービットアウト」が高評価を得て優勝を果たした。 Openクラスと女子クラスのダブルエントリーとなった松本雪聖 一方、OpenクラスはLowクラスと異なる競技フォーマットとなり、ベストラン方式の準々決勝を経て、準決勝からは1対1のトーナメントのジャムセッション方式に。なお勝敗は3人のジャッジによる多数決で決まる近年では珍しい「くまモンカップ」の特別フォーマットで争われた。また2分30秒という時間の中で行われるジャムセッションはランと異なり、ランの完成度よりも時間内にいかにハイレベルで会場を沸かせられるトリックをメイクできるかといった、スケートボードの本質的なコンペティションスタイルで公式大会とは違う賑やかな雰囲気の中でトーナメントが進んだ。 3位になった小西偉登のライディング 3位決定戦では女子クラスに招待選手として出場している松本雪聖と、奈良出身の13歳の若きスタイラーの小西偉登の一騎討ちに。ここまでに何本も滑ってきていることもあり、かなり疲れは見えながらも大技を決めていく両者。小西は「ビックスピンフロントサイドボードスライド」や「バックサイドノーズブラントスライド」などメイクしていく一方で、松本は小西に勝つために「キックフリップバックサイドスミスグラインド」にトライしたがメイクできずタイムアウト。3位決定戦は小西に軍配が上がる結果となった。 優勝した濱村大征のライディング そして決勝戦はOpenクラス唯一の招待選手であり国内外の大会で活躍している濱村大征と13歳の若き実力者で準々決勝では1位通過を果たした酒井太陽の戦い。決勝までほぼノーミスのライディングを見せてきた両者であったが、ここまで来るとやはり疲れもありミスが多くなる展開に。この2分30秒の尺の中でどちらが高難度のトリックでジャッジと会場を魅了できるかが勝敗を分けた。濱村は「トランスファーバックサイドテールブランド」や「ノーリーフロントサイドクルックドグラインドのレール全流し」を見せると、終盤では豪快な「キックフリップフロントボードスライド」を決めて会場を沸かせた。 2位の酒井太陽のライディング 一方、酒井は細かくトリックを決めていきながら自分のペースを作っていくライディングで戦う。その中でも「バックサイド270ボードスライド」、「キックフリップバックサイド180」をメイク。最後には「スイッチキックフリップフロントサイドボードスライド」を決めるもこれは惜しくもタイムアウト後だったため加算されず、優勝の座を濱村に譲ることとなった。 中島野々花のライディング 女子クラスもOpenクラスと同様に準決勝からは1対1のトーナメントのジャムセッション方式で争われた。そして今回ここまで勝ち上がったのは招待選手となった熊本の期待の星である松本雪聖、世界最高峰の舞台で活躍している上村葵、パリオリンピック金メダリストの吉沢恋の3名に加えて、全日本選手権で強さを見せており世界大会への出場経験を持つ中島野々花とまさに世界で活躍するメンバーたちが名を連ねる展開。 上村葵のライディング 3位決定戦では上村葵と中島野々花のダウンレールを使った大技合戦に。完全にどちらがベストトリックを決め切るかで勝敗を分けるようなワントリックに注力した戦いとなった。上村は早速「フロントサイドフィーブルグラインドの全流し」をメイクすると、複数回のトライで「フロントサイドノーズブラントスライド」を見事メイク。一方で中島は準決勝でメイクできずにいた「トランスファーフロントサイドリップスライド」にトライ。何度も転倒しながらも執念のアタックを見せたが今大会で決め切ることができず、3位の座は上村が勝ち取った。 松本雪聖のライディング そして全プログラムの最後に行われた女子クラスの決勝戦は吉沢恋と松本雪聖の戦い。前半の1分間はどちらも一歩も譲らず入れ替わり立ち替わりで次々と高難度トリックをメイクしていく。吉沢が「ビックスピンフロントサイドボードショービットアウト」を決めれば、すぐ松本が「キックフリップバックサイド50-50グラインド」を決め返すといった一進一退の互角の攻防が続いた。 吉沢恋のライディング そして後半の1分半はワントリックにこだわる展開に。吉沢はヘルメットを被り戦闘態勢で「ビックスピンテールブラントスライド」へ、松本はOpenクラスではメイクできなかった「キックフリップバックサイドスミスグラインド」にトライ。拮抗した戦いの中、タイムアウト後に特別に設けられたラスト一本で見事松本が決め切り優勝を勝ち取ったが、その後の泣きの一回で吉沢もしっかりトリックをメイク。世界レベルのトリックバトルをここ熊本県菊陽町で披露してみせた。 くまモンチャレンジ くまモンチャレンジの様子 「くまモンカップ」の合間で2回にわたり開催された「くまモンチャレンジ」。レベルを問わず、子どもたちが今回クリアしたいことをMCに宣言して60秒間の中でチャレンジ。見事チャレンジを成功させたり大健闘を見せた子どもたちには認定証が手渡された。実際に大会が行われているスケートパークエリアで、今回初めてスケートボードにチャレンジする子どもたちもおり、その顔には緊張の色が浮かびながらもどこかこの会場の雰囲気に後押しされて楽しくトライしている姿も印象的だった。 スケートボード体験会 スケートボード体験会の様子 また屋外では終日スケートボード体験会が開催され、寒空の下ではあったが子どもたちを中心に多くの参加者が集まった。参加者の中には初めてのスケートボードに怖がりながらトライしていた子どもたちもいたが、講師陣が手取り足取りサポートして最終的には楽しく滑る様子もうかがえた。 SPECIAL TALK SHOW:吉沢 恋 吉沢恋のトークショー 「くまモンカップ」にも招待選手として参加したパリオリンピック金メダリストの吉沢恋によるトークショーでは、スケートボードを始めたきっかけからパリオリンピック金メダル獲得に至るまでのストーリーをはじめ、練習方法や強さの秘訣など、スケーターはもちろんファンが聞きたい吉沢恋のあれこれについて色々な角度から話を聞くことができた。 SPECIAL TALK SHOW:中村 輪夢 中村輪夢のデモラン イベント1日目の吉沢恋のトークショーに続いて、2日目にスペシャルゲストとして会場を盛り上げたのは、BMXフリースタイルパーク・パリオリンピック日本代表の中村輪夢。登場早々にスケートパークのセクションを使って「ダブルテールウィップ」などの豪快なトリックを披露して会場を盛り上げた。 中村輪夢のトークショー トークショーでは東京オリンピック・パリオリンピックと2大会の出場を経験した中村にだからこそ聞ける様々な質問がMCから投げ掛けられ、自身のトリックに関しては「誰もやっていない技を考えるようにしている」と話し、来年オープンする「くまモンアーバンスポーツパーク」についても期待を寄せ、自身の目標としては2028年のロスオリンピックでメダル獲得に対する強い意向も示した。 ダブルダッチ FLYDIGGERS feat. JUMPROCKのパフォーマンス スケートボードの「くまモンカップ」が横で開催される中、その合間で2日間にわたり会場を盛り上げたのはプロダブルダッチチーム「FLYDIGGERS feat. JUMPROCK」。今回はFLYDIGGERSのメンバーに加えて、同じく日本のダブルダッチシーンを牽引するプロチーム「REG☆STYLE」のメンバーであるJUMPROCKが特別参加。豪華メンバーによるパフォーマンスはまるでロープを使っているとは思えないほどの流れるようなステップと豪快なアクロバットで会場を沸かした。 ダブルダッチ体験の様子 毎パフォーマンス後に開催された体験会では、多くの子どもたちや親御さんが列をなすほど集まりダブルダッチに挑戦。参加者はプロダブルダッチャーによる見事なロープ回しに身を委ねて、ロープの回転に合わせてジャンプし、時にはオリジナルなムーブも交えたりとダブルダッチを楽しんだ。 ブレイキン 九州男児新鮮組によるショーケース そして本イベントには九州を拠点にするトップダンスチーム「九州男児新鮮組」が来場。彼らのブレイキンショーケースパフォーマンスは会場内で一際大きな盛り上がりを見せた。小学生から大人までそれぞれ違ったスタイルを持つBBOYたちが大勢で音楽に合わせて繰り出す豪快なムーブの数々は観客の目を釘付けにしていた。 ブレイキン体験の様子 またパフォーマンス後に開催された体験会には、その熱も冷めあらぬまま、多くの来場者が訪れ簡単なフットワークやフリーズなどを体験。初めてブレイキンを体験する参加者でも楽しく学べるように「九州男児新鮮組」のメンバーが動かし方やムーブの名前を分かりやすく丁寧に指導。最後には習ったことをおさらいしてみんなで実際にワンムーブを披露する時間も設けられた。 パルクール パルクール体験の様子 パルクールは「走る」「跳ねる」「乗り越える」「掴まる」「バランスを取る」という基礎能力を伸ばし、イメージした通りに動ける機能的な身体作りを目指すアクティビティとして生まれたスポーツであるため、身体ひとつで楽しめる子どもたちにとっては人気の体験会であった。屋外に設けられた専用エリアで参加者はトップパルクールアスリートのTAISHIによるサポートの下、細い一本橋を走ったり、パルクールの技術であるヴォルトなどにトライしながら障害物を飛び越えていった。 シニアパルクールパフォーマンスの様子 また2日目にはシニアパルクールパフォーマンスとして、年配のトレーサーが子どもや若者顔負けの動きを披露。パルクールは若者だけのスポーツではないことを示すパフォーマンスでアーバンスポーツがここ菊陽町で幅広い年代に浸透していく様子が垣間見られた。 パルオニ パルオニの様子 『鬼ごっこ』×『パルクール』の究極の鬼ごっこスポーツであるパルオニは、アーバンスポーツイベントでも大人気のコンテンツ。今回はパルクール体験会の横で専用のエリアが設けられ、親子や兄弟、小学生の友達同士など様々な組み合わせで1対1の「20秒間鬼ごっこ」が繰り広げられた。 鬼ごっこであるため、早く捕まえた方が勝ちというルールで、どちらが早く捕まえられるのかハラハラドキドキの手に汗握る戦いもこのコンテンツの魅力。参加者各々が結果に一喜一憂する姿を見せて、気づけば楽しみながらパルクールを体験している様子がうかがえて、終始その列は途切れることなく大盛況だった。 フードエリア フードエリアのブースの一部 イベント期間中、様々なスポーツ体験を終えてお腹を空かせた大勢のお客さんで賑わっていたのがこのフードエリアのブースの数々だ。当日は熊本名物から子どもに人気なイベントフードまで様々なキッチンカーが出店。来場されたお客さんは美味しいフードを楽しみながら温かいドリンク等で身体を温めて引き続き一日中イベントを楽しんでいた。 最後に 老若男女問わず来場者全員が「KUMAMOTO URBAN SPORTS FES 2025」を楽しんだ。 今回の「KUMAMOTO URBAN SPORTS FES 2025」を通じて特に感じられたのが、アーバンスポーツが若者だけではなく老若男女に楽しんでもらえるものになっているということ。実際に今回の会場にも幅広い年齢層の来場者が一堂に介して同じ時間を楽しんでいる姿が垣間見れた。そんな中でついに来年は「くまモンアーバンスポーツパーク」がオープンする。今後どういう形でここ熊本県菊陽町がアーバンスポーツの町として発展していくのか、トークセッションで中村輪夢が語っていた「地方が盛り上がれば、日本が盛り上がる。熊本からスターが出てほしい」という思いにも沿って、さらにこの町がアーバンスポーツを盛り上げていく中心地になることを期待したい。 イベント概要 ■日時:2025年2月22日(土)、23日(日)10時~17時■場所:菊陽町総合体育館 (熊本県菊池郡菊陽町原水5352番地3)■主催:くまもっと旅スポコミッション(熊本県)■協力:菊陽町
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御前崎にアーバンスポーツの熱気が生まれる!「Whitebuffalo OMAEZAKI Pro」「Urban Sports Camp in Omaezaki」Whitebuffalo OMAEZAKI Pro 2024年9月4日〜9月8日にかけて静岡県御前崎市ロングビーチにてQS3,000 Whitebuffalo OMAEZAKI Proが開催された。今年で3回目を迎えた今大会、QS3000にグレードが上がりパリオリンピック日本代表として出場していた松田詩野や稲葉玲王、World Surf Leagueアジアリージョントップで御前崎を地元とする池田未来、CSに出場している伊東李安琉、都筑有夢路も出場し、来シーズンのCS出場をかけたハイレベルな戦いとなった。 ©︎Whitebuffalo OMAEZAKI Pro / photo by Shuji Izumo 大会期間中5日間通して腰〜腹とコンパクトなサイズながら、良い波を掴むと選手たちは素晴らしい演技を披露していた。大会会場では多くのギャラリーが観戦し、選手のサイン会やビーチクリーンも行われた。 女子の優勝は松岡亜音 ©︎Whitebuffalo OMAEZAKI Pro / photo by Shuji Izumo 女子の決勝はCSツアーに参戦する松岡亜音。対する相手は御前崎をホームポイントとし、アジアリージョナルトップの池田未来。松岡亜音は準決勝と同様、試合開始と共に動く戦略でスコアを重ねていき決勝戦を戦っていく。 対する池田未来は今大会、同じロキシーチームの大村奈央プロをコーチにつけ、自分が選んだ波に的を絞り試合に挑んでいたが、狙っていた波が試合時間に間に合わずタイムアップ。試合開始から動きながら波を見つけスコアを伸ばした松岡亜音が優勝となった。 日本での試合は久しぶりと語っていた松岡亜音。この後The Open Surfing Miyazaki Seriesにも出場予定。弾みをつける1勝となった。 男子の優勝は小林桂 ©︎Whitebuffalo OMAEZAKI Pro / photo by Shuji Izumo 男子の決勝はWSLのシステムが変わりノースアメリカのリージョナルになることから日本のアジアリージョナルの試合出場が久しぶりとなった小林桂。対する相手は、波を待つメンタルを兼ね揃えメンタルの強さを見せ今大会でも存在感を放っていた長沢侑磨。 小林桂は先手で動くことを意識した試合運びに対し、長沢侑磨は良い波を待つ戦略。決勝時間30分の間に16本乗りスコアを最後に伸ばした小林桂が嬉しいQS3000初優勝となった。 8月28日から9月1日までアメリカ合衆国ノースカロライナで行われていたWorls Surf League QS1000 WRV Outer Banks Proに出場し、そのままの足で日本に来日。スポンサーのお陰で今大会出場することが出来たと優勝スピーチでは感謝の気持ちを伝えていた。 Men’s ©︎Whitebuffalo OMAEZAKI Pro / photo by Shuji Izumo 優勝:小林桂 (USA)2位:長沢侑磨3位:仲村拓久未、渡邉壱孔 Women’s ©︎Whitebuffalo OMAEZAKI Pro / photo by Shuji Izumo 優勝:松岡亜音2位:池田美来3位:野中美波、中塩佳那 特別賞(CITIZENプロマスター賞)/ ベストライディング(トータルハイスコア) ©︎Whitebuffalo OMAEZAKI Pro / photo by Shuji Izumo 男子:小林桂 / 14.50ポイント女子:野中美波 / 14.75ポイント Urban Sports Camp in Omaezaki 2024年9月7日(土)、静岡県御前崎市 市営 薄原駐車場にて、御前崎市で2度目となるアーバンスポーツツーリズムプロジェクトUrban Sports Camp in Omaezakiがwhitebuffalo OMAEZAKI PRO 2024とともに併催され、今年も御前崎の土地にアーバンスポーツの熱がもたらされた。 晴天の中、御前崎のビーチを横目にフリースタイルフットボールとスケートボードのショーケースと体験会が開催。一流アスリート達によるパフォーマンスには大きな拍手が巻き起こり、体験会では親子連れの参加も多く見受けられ、今年もアーバンスポーツに触れる最高な機会となった。 Urban Sports Camp in Omaezaki ©︎Urban Sports Camp / photo by Shuji Izumo フリースタイルフットボール、スケートボードの体験会では、初めて競技体験する人も多かったが、講師による丁寧な指導の元、徐々にコツを掴み出すと1日でトリックを習得する様子も見られた。また本イベントには地元のOMAEZAKI DJ PROJECTから9才のDJ、Hiro8もDJとして参加し、アスリートとともにアーバンスポーツにマッチしたテンションの上げる選曲でイベントを盛り上げた。 フリースタイルフットボール Yu-to ©︎Urban Sports Camp / photo by Shuji Izumo フリースタイルフットボールエリアでは、会場である静岡県御前崎市出身で国内最大のフリースタイルフットボールチームAir Technician所属のフリースタイルフットボーラーYu-toによりフリースタイルフットボールパフォーマンスが行われた。 Yu-toは、Whitebuffalo OMAEZAKI Proのサーフィン会場でも急遽パフォーマンスを披露。技の説明とともに数々のトリックを披露し、フィナーレの大技チャレンジでは今年8月に行われた世界大会でも使用したトリックを披露。技が決まると大きな歓声が巻き起こり、観客を盛り上げた。Yu-toにとって地元である御前崎にの子供達に夢や元気を与える場となっていた。 ©︎Urban Sports Camp / photo by Shuji Izumo また、Yu-toによりフリースタイルフットボールの体験会も行われ、地元の学生や家族連れが参加し、ショーケース内で披露された技もレクチャーされた。参加者達は技が成功すると喜びの表情を浮かべ、参加者同士でもコツを教え合ったり親子同士でも動画撮影をしたりと交流が見られた。動画撮影では全員で技を成功させると歓喜の表情が見られ、参加者は楽しそうにハイタッチしていた。 スケートボード 中坂優太(写真左)、原悠真(写真右)©︎Urban Sports Camp / photo by Shuji Izumo スケートボードでは、2024パリオリンピックで中国のツイ・チェンシーをストリート女子4位に導き、数々の世界ランキング上位選手を幼少期に指導した中坂優太、静岡のスケートシーンを長く牽引する原悠真、幼少期からミニランプを得意とし、世界で注目される菊池泰世の3名のスケートボーダーが来場し、デモンストレーション、体験会が行われた。 菊池泰世 ©︎Urban Sports Camp / photo by Shuji Izumo オリンピック選手の指導経験もある講師達の丁寧で分かりやすい指導のがなされ、未経験の参加者も一人で滑ることができるようになっていた。また講師以外にも静岡県内から多くのスケートボーダーが来場し、講師のサポートをしつつ参加者達と御前崎の海風を感じながら練習に励んでいた。 ©︎Urban Sports Camp / photo by Shuji Izumo 基本的な滑りを習得した参加者はトリックにもチャレンジし、上達していく過程を楽しんでいた。参加者達は体験会の時間以外でもスケートボードに興味津々になっており、練習に夢中になっていた。 来場者特典 体験会参加者限定缶バッジ ©︎Urban Sports Camp / photo by Shuji Izumo 本イベントでは体験会の参加者全員に限定の缶バッジが配られ、受け取った子供達は大満足した表情で競技の体験に参加した。体験会が終わった後もイベントの思い出に残る嬉しい特典だ。 OMAEZAKI DJ PROJECT Hiro8 ©︎Urban Sports Camp / photo by Shuji Izumo 地元のOMAEZAKI DJ PROJECTからDJとして参加したHiro8は、イベントにマッチした選曲と自身のキャラクターでイベント会場を盛り上げた。また、参加したアスリートとのパフォーマンスとDJの即興コラボも見られ、イベント参加者とも交流の輪が広がっていた。 最後に ©︎Urban Sports Camp / photo by Shuji Izumo 御前崎の海風を感じながらアーバンスポーツに触れる、最高の機会となった「Urban Sports Camp in Omaezaki」。今年はパリオリンピックの開催もあり、アーバンスポーツへの関心がより世間で高くなっている中、このようなイベントが開催されることで、より一層今後もアーバンスポーツの競技普及拡大が見込まれるだろう。そして、「Whitebuffalo OMAEZAKI Pro」との併催がされ、パリオリンピックで活躍した松田詩野と稲葉玲王も出場し、多くの注目が集まった。観光業の栄える御前崎市全体としてアーバンスポーツを盛り上げる動きが見られている。「Urban Sports Camp in Omaezaki」、「Whitebuffalo OMAEZAKI Pro」ともに御前崎市のアットホームな温かさを感じるイベントとなった。今後のこれらのイベントや御前崎市のさらなる発展に期待が集まる。 Urban Sports Camp in Omaezaki イベント概要 ©︎Urban Sports Camp 名称:Urban Sports Camp in Omaezaki主催:Urban Sports Camp 実行委員会日時:2024年9月7日(土)会場:静岡県御前崎市 市営 薄原駐車場内容:各競技パフォーマンスショー及び体験会 フリースタイルフットボール/スケートボード The Moments Of「Urban Sports Camp in Omaezaki」 ©︎Urban Sports Camp / photo by Shuji Izumo ©︎Urban Sports Camp / photo by Shuji Izumo ©︎Urban Sports Camp / photo by Shuji Izumo ©︎Urban Sports Camp / photo by Shuji Izumo ©︎Urban Sports Camp / photo by Shuji Izumo
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Jヴィレッジを舞台に!「Urban Sports Camp」が福島に笑顔を届ける!2024年2月18日(日)Jリーグプレシーズンマッチ「2024福島ダービー(いわきFC 対 福島ユナイテッドFC)」の開催にあわせて『Urban Sports Camp with MUSIC LIVE!』が、福島県双葉郡広野町のJヴィレッジスタジアム 場外エリアにて開催された。 「アーバンスポーツを通じて、日本全国に笑顔を届ける!!」のコンセプトのもと、震災後原発事故の対応拠点となったJヴィレッジを舞台に、アーバンスポーツ通じて地域の方々に笑顔を届けることを目指して開催された本イベント。スケートボード・ダブルダッチ・フリースタイルフットボール、パルオニ、の4競技の体験会や、国内トッププレイヤーたちによるパフォーマンスで大きな盛り上がりを見せた。 hitomi / ©︎Urban Sports Camp 更にスペシャルゲストとして、歌手、タレントなど多方面で活躍するhitomiさんによるMUSIC LIVEも実施され、「LOVE 2000」や「SAMURAI DRIVE」などのヒット曲が披露された。 本記事では「Urban Sports Camp in Omaezaki」当日のレポートをお届けする。 ダブルダッチ / Double Dutch REG☆STYLE / ©IWAKI FC REG☆STYLE / ©IWAKI FC ダブルダッチでは世界大会3連覇の実績を持つ「REG☆STYLE (KO-YA, YUI, KAI, KENGO) 」によるパフォーマンスと体験会が実施された。2本のロープを巧みに操り、迫力のあるアクロバットやステップ、そして会場を盛り上げるマイクパフォーマンスで会場中の注目を集めた。 体験会の様子 / ©︎Urban Sports Camp 体験会の様子 / ©IWAKI FC 彼らの圧倒的なステージングに魅了されたかのように、パフォーマンス後の体験会では多くの子どもたちがダブルダッチを体験した。ほぼすべての参加者が未経験であったが、全くの未経験でも楽しめるのが「ダブルダッチ」の魅力。参加者は「なわとび」と同じ要領ですぐにコツをつかむと、その後は自由自在に縄の中で楽しそうに跳ねていた。いわきFCマスコットキャラクターのハーマー&ドリーも体験会に参加し、観客の視線をくぎ付けにしていた。 スケートボード / Skateboarding 根附 海龍のパフォーマンス / ©︎Urban Sports Camp スケートボードエリアでは、現在世界ランク6位でパリ五輪出場を目指す根附 海龍がゲストとして登場。パフォーマンスでは自身が得意とする「ヒールフリップ」をはじめ、エリア内に設置されたセクションを巧みに使ったトリックで、世界レベルの実力を惜しみなく披露した。 パフォーマンスの後半では、体験会の講師として参加していた地元・福島のスケーターとのセッションも実施。高く積み上げたデッキをオーリーで飛び越えるゲームでは会場も一体となって盛り上がり、暖かい交流が生まれていた。 スケートボード体験会 / ©︎IWAKI FC 根附海龍と、地元・福島のスケーターたちが講師として行われた体験会でも多くの子どもたちが参加した。少し不安がりながらも真剣な表情でスケートボードを教わる子どもたちの姿が印象的であった。 フリースタイルフットボール / FREESTYLE FOOTBALL Yu-ri & Yu-to / ©︎Urban Sports Camp フリースタイルフットボールでは、国内最大のCREW「Air Technician」からYu-riとYu-toがゲストとして登場した。リフティングをベースに、ダンスやアクロバットなど様々な要素が加わったフリースタイルフットボールのパフォーマンスでは、サッカー経験者の子どもたちも驚くほどの技術で会場を沸かせていた。 パフォーマンスの最後には、Air Technician 対 いわきFCのユース選手によるリフティング対決も開催。両者の洗練された足さばきから繰り出されるリフティング技術は圧巻であり、サッカー好きの観戦者も目を見張る好勝負となった。 リフティング対決 / ©IWAKI FC 体験会の様子 / ©︎Urban Sports Camp パルクール鬼ごっこ / PARKOUR ONIGOKKO パルクール鬼ごっこは(パルオニ)、運動機能を自然と向上させるように設置されたキッズ用の障害物の中で1対1の「20秒間鬼ごっこ」をする究極の鬼ごっこスポーツだ。競技の専門性によらず、「追う側」「追われる側」に分かれ、どちらが早くつかまえることができるかを競う。子どもの基礎能力向上に必要な五大基礎要素(走る・跳ねる・掴まる・越える・バランスをとる)を楽しみながら身につけることができるため、現在大人気のスポーツとなっている。 パルクール鬼ごっこの様子 / ©︎Urban Sports Camp パルクール鬼ごっこの様子 / ©︎Urban Sports Camp 本イベントにおいても子供たちから大人気のコンテンツであり、順番待ちで長蛇の列ができるほどであった。それぞれの参加者が工夫を凝らして体と頭を使うことで、年齢や体格に関係なく運動を楽しんでいる光景が印象的であった。 最後に 今回の「Urban Sports Camp with MUSIC LIVE!」は Jリーグプレシーズンマッチ「2024福島ダービー(いわきFC 対 福島ユナイテッドFC)」と併催され、地元の飲食店が出店するグルメエリアにも多くの人が詰めかけるなど、地域が一体となったムーブメントであり多くの年代が楽しめるイベントとなった。 今後も「アーバンスポーツ」を通じて多くの地域で笑顔が生まれ、地域活性化の一つの要素となっていくことに期待したい。 いわきFC 対 福島ユナイテッドFC©IWAKI FC また、プレシーズンマッチ「2024福島ダービー」いわきFC ( J2 ) 対 福島ユナイテッドFC ( J3 ) の結果は、2 – 2の引き分けとなった。福島県内に拠点を置くチーム同士が対戦し、一進一退の攻防を展開した。両チームの今季を占う重要な一戦には約3,588名の観客が詰めかけ、スタンドの応援も熱を帯びていた。両チームはともに2月24日にアウェーで今季の開幕戦を迎える。 【2024 明治安田J2リーグ】■第1節 2/24(土)いわき FC vs 水戸ホーリーホック 【2024 明治安田J3リーグ】■第1節 2/24(土)福島ユナイテッドFC vs FC岐阜 『Urban Sports Camp with MUSIC LIVE!』開催概要 イベント名称:Urban Sports Camp with MUSIC LIVE!※同時開催 Jリーグプレシーズンマッチ「2024福島ダービー」 いわきFC vs. 福島ユナイテッドFC 主催:株式会社いわきスポーツクラブ / Urban Spots Camp 実行委員会 参加費:無料 日時:2024年2月18日(日) OPEN 10:00 / END16:00予定 会場:Jヴィレッジスタジアム(〒979-0402 福島県双葉郡広野町下北迫字 岩沢1) 内容:各競技パフォーマンスショー及び体験会ダブルダッチ/フリースタイルフットボール/スケートボード/パルオニ(パルクール鬼ごっこ) ダブルダッチ:REG☆STYLE(KO-YA / KAI / YUI / KENGO) フリースタイルフットボール:Yu-ri / Yu-to from “Air Technician” スケートボードストリートスタイル:根附海龍 スペシャルライブ出演アーティスト:hitomi 協力FINEPLAY、エイベックス・マネジメント(株)、エイベックス・マネジメント・エイジェンシー(株) 同時開催 名称:Jリーグプレシーズンマッチ「2024福島ダービー」対戦カード:いわきFC 対 福島ユナイテッドFC 日時:2024年2月18日(日)14:00キックオフ 会場:Jヴィレッジスタジアム(〒979-0402 福島県双葉郡広野町下北迫字岩沢1) The Moments Of「Urban Sports Camp with MUSIC LIVE!」 MCを務めたnico氏 / ©︎Urban Sports Camp nico氏からインタビューを受ける根附海龍 / ©︎Urban Sports Camp フリースタイルフットボール体験会の様子 / ©︎Urban Sports Camp パルクール鬼ごっこの様子 / ©︎Urban Sports Camp スケートボード体験会の様子 / ©︎Urban Sports Camp スケートボード体験会の様子 / ©︎Urban Sports Camp 根附 海龍 / ©︎Urban Sports Camp ダブルダッチ体験会の様子 / ©︎Urban Sports Camp ダブルダッチ体験会の様子 / ©︎Urban Sports Camp REG☆STYLEとダブルダッチを初体験 / ©︎Urban Sports Camp グルメエリア / ©︎Urban Sports Camp
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熱気と笑顔が満ちる一日「Urban Sports Camp」が御前崎市の夏を彩る!2023年8月26日(土)に静岡県御前崎市でスポーツツーリズム型イベント『Urban Sports Camp』が、マリンパーク御前崎 キャンプ場下駐車場にて開催された。「アーバンスポーツを通じて、日本全国に笑顔を届ける!!」のコンセプトのもと、スケートボード・ブレイキン・ダブルダッチ、3競技の国内トップパフォーマーが招致され、一流のパフォーマンスやプロ選手たちとともに各競技を体験できる体験会が実施された。 また、本イベントは御前崎市で第2回目の開催となるサーフィン国際大会「OMAEZAKI PRO 2023」と併催され、御前崎市が一体となったムーブメントで、街全体が大きな盛り上がりを見せた。 本記事では「Urban Sports Camp in Omaezaki」当日のレポートをお届けする。 スケートボード / Skateboarding 左:笹岡 建介 右:根附 海龍 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida スケートボードエリアでは初心者向けの体験会が御前崎市のスケートパーク「T-style」主導のもとで行われ、静岡県島田市出身の根附 海龍、そしてパークスタイル初代アジア王者である笹岡 建介の2名が体験会の講師として登場。さらに講師の2人によるスペシャルショーケースも実施された。 体験会ではスケートボードに初めて乗る子どもたちも多かったが、豪華な講師陣による丁寧なレクチャーもあり、子どもたちも恐る恐るながら目を輝かせてチャレンジする姿が見られた。一緒にイベントに来場した保護者もスマホを片手に応援する姿が見られ、親子でスケートボードに触れる最高の機会となったであろう。 笹岡 建介 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 根附 海龍 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 最後には講師の2人から参加者にサイン入りキャップが配られ、子どもたちは大満足の表情で体験会を締めくくった。 また、体験会後には根附 海龍・笹岡 建介の2名がジャッジとして地元スケーターが参加するジャムセッションが行われた。トッププロの前でそれぞれのスケーターのアピールにも熱が入り、次々とトリックをメイク。ジャッジ2名から最も多くポイントを獲得したスケーターには景品も授与された。 ジャムセッションに参加するスケーターたち ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida ダブルダッチ / Double Dutch REG☆STYLE 左からYUI、KO-YA、KENGO、KAI、KEITA NAKAMURA©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida ダブルダッチでは世界大会3連覇の実績を持つ「REG☆STYLE」によるパフォーマンスと体験会が実施された。2本のロープを操り、迫力のあるアクロバットやスピーディなステップなどが特徴のダブルダッチを初めて見る子供たちも多く、REG☆STYLEのパフォーマンスには多くの注目が集まった。 彼らのパフォーマンス後には体験会の参加希望者が続出。ほぼすべての参加者が未経験であったが、全くの未経験でも楽しめるのが「ダブルダッチ」の魅力だ。「なわとび」の要領で次第にコツをつかみ、小中学生はもちろん、幼稚園児から大人まで、終始笑顔があふれる素敵な体験会となった。 ダブルダッチ体験会の様子 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida REG☆STYLEが創り上げるアットホームな空間では心からダブルダッチを楽しむ子どもたち、そして大人の姿が見られ、まさにアーバンスポーツを通じて笑顔が生まれた体験会になった。そして年齢や性別は関係なく、同じ土俵で全年齢の人が楽しむことが出来るアーバンスポーツの特性が、余すことなく伝わった有意義な時間になったことは間違いないだろう。 ブレイキン / Breaking MORTAL COMBAT ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida ブレイキンでは大阪を拠点に活動する日本トップレベルのクルー「MORTAL COMBAT」が登場し、パフォーマンスと初心者向けの体験会を実施した。7度の世界大会優勝を誇るMORTAL COMBATのパフォーマンスは、アクロバティックなルーティーンやレベルの高いパワームーブ、そして個性的なキャラクターで一気に会場の視線をくぎ付けに。観客の心をつかむMACCHAN & YA-SUのファニーなマイクパフォーマンスも印象的であった。 ブレイキン体験会の様子 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 体験会では多くの子どもたちがブレイキンに初挑戦。トップロック(立ち技)やチェア(フリーズ)の丁寧なレクチャーが行われ、ブレイキンの魅力に取りつかれたかのように集中する熱心な子どもたちの姿があった。実際に参加者からは「これからブレイキンを始めたい!」といった声もあり、満足げな表情で親と話す子どもたちの姿もほほえましい限りであった。 「WSL OMAEZAKI PRO 2023」実行委員長 小野田政宏 氏 コメント Urban Sports Camp × OMAEZAKI PROを併催した感想 昨年に続き2回目の開催となったWSL OMAEZAKI PROの大会に合わせ、Urban Sports Campの併催ができた事は大変に良かったです。OMAEZAKI PROはロングビーチ、Urban Sports Campはマリンパークと会場は離れてはいたものの、開催前のPRも含め、大変に盛り上がりをみせたと思います。またここ御前崎では子ども達が、スケートボード、ブレイキン、ダブルダッチなどのスポーツと触れ合う機会も少なく、今回プロによるパフォーマンスを見たり、子ども達が体験イベントに参加できたりと、大人の方も含めて大変楽しめたイベントになったと思います。会場に来た子ども達が興味を持ち楽しいと思う事が大事であり、御前崎のような地方でこの様な体験をし、子ども達の選択肢が増え、将来好きなスポーツや物事に打ち込める事が人間形成に繋がって行くのではないかと思いました。 今後の展望 今後もWSL OMAEZAKI PROとUrban Sports Campが併催できる事を願っています。今回は別会場での開催でしたが、同じエリアでの開催がお互いにプラスになるのではないかと感じました。今回の問題点を改善し、サーフィン大会運営(試合)に影響がない範囲で同じエリアでの開催を考えていきたいです。この様なイベントを行う事により、御前崎市が注目され観光面でもプラスになって行くと思っています。 最後に ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 8月の熱い日差しが差し込む中、夏休みの最終週ということもあり多くの親子連れでにぎわった「Urban Sports Camp in Omaezaki」。アーバンスポーツへの関心が世間一般でも高くなっているこの頃、このようなイベントが地方で開催されることで単なるアーバンスポーツの普及や認知拡大のみならず、若年層が多いアーバンスポーツを通じて地方エリアの若年層獲得の実現に繋がることも、少なからず見込まれるだろう。そして併催となったサーフィン国際大会「OMAEZAKI PRO 2023」の影響もあり、行政や民間企業なども含めて御前崎市全体でこのムーブメントを作り上げた事実が、御前崎市のさらなる発展の足掛かりとなることを祈りたい。 尚、併催された「OMAEZAKI PRO 2023」は8月24日~28日の期間で開催され、男子は伊東 李安琉選手が優勝、女子は地元・御前崎市出身の佐藤 李選手が優勝に輝いた。 イベント概要 名称:Urban Sports Camp in Omaezaki主催:Urban Sports Camp 実行委員会日時:2023年8月26日(土) OPEN 11:00 / END17:00会場:マリンパーク御前崎 キャンプ場下駐車場 〒437-1621 静岡県御前崎市港6104₋9 地先内容:各競技パフォーマンスショー及び体験会 スケートボード / ブレイキン / ダブルダッチメディアパートナー:FINEPLAY / Peatix協力:T-StyLe skate doard park / RECAMP 御前崎協賛:ボードライダーズジャパン合同会社 / TRIFORCE. Skateboard Academy / 株式会社 福光屋 / 株式会社ロッテ / エスビー食品株式会社 / 株式会社アドバンス中部サービス後援:静岡県 / 御前崎市 / 御前崎市商工会問い合わせ先:Urban Sports Camp 実行委員会 MAIL【 info@urbansportscamp.com 】 The Moments Of「Urban Sports Camp in Omaezaki」 ダブルダッチ体験会 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 根附海龍 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida ブレイキン体験会 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida スケートボード体験会 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida キーホルダーワークショップ ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida ジャムセッション ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida REG☆STYLE ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 御前崎市観光PRブース ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida REG☆STYLE‐KENGO ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida ブレイキン体験会 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida フードエリア ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 体験会後のプレゼント ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida MORTAL COMBAT ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida 笹岡 建介 ©︎Urban Sports Camp / Yoshio Yoshida
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「アーバンスポーツで遊ぼう!」地域に愛されるイベント「Shiogori Camp」内にて、アーバンスポーツツーリズム型コンテンツ「Urban Sports Camp」in Tanabe Wakayamaが開催!!「Shiogori Camp」というマリンアクティビティやキャンプコンテンツを実施し、地域に愛されるイベントの協力のもと、2022年9月18日(日)に和歌山県田辺市にて開催された『Urban Sports Camp』。「アーバンスポーツを通じて日本全国に笑顔を届けたい」をコンセプトとし、今後、全国への展開を視野に入れたコンテンツの第一回目となる。 県内外からプロのパフォーマンスを観にたくさんの子どもたちが集まった。photograph by Takeshi Hayakawa 本来は目の前に海が望める田辺市扇ヶ浜公園の特設会場にてShiogori Camp内で開催される予定だったが、台風14号による雨天の影響のため当公園に隣接した田辺市武道館に会場を移し開催。惜しくもスケートボードのデモ走行とワークショップは中止となったものの、ダブルダッチとブレイキンはプロによるショーケースとワークショップが当会場のメインアリーナにて開催された。 さらにコンテンツを盛り上げるためにスペシャルゲストによるワークショップと子どもたちのダンスのショーケース、そしてアーティストによる演奏も行われた。 以下は台風の影響を跳ね除けるほどの盛り上がりを見せた本コンテンツの様子である。 コンテンツの様子 Double Dutch/ダブルダッチ 世界を代表するプロダブルダッチチーム「REG☆STYLE」によるショーケースphotograph by Takeshi Hayakawa まず、本コンテンツの皮切りに披露されたのは今回注目のアーバンスポーツ「ダブルダッチ」のプロパフォーマーチーム「REG☆STYLE」によるショーケース。子どもたちの中にはダブルダッチを初めて知った子もいたものの、世界王者を3度獲得した彼らのダイナミックでテクニカルなパフォーマンスに目が釘付け。 「REG☆STYLE」によるダイナミックなパフォーマンスphotograph by Takeshi Hayakawa ダブルダッチの魅力に惹かれ、2回に分けて行われたワークショップではたくさんの子どもたちが殺到。体験時間ギリギリまで列が途切れることはなく参加した子どもたち全員が楽しんでいる様子を見受けられた。 お友達同士でダブルダッチを体験。 大人と子どもも一緒にダブルダッチを楽しんだ。 キッズダンス キッズたちによるダンスの披露 そして1回目のダブルダッチのワークショップ後に開催されたのは「ENTER DANCE STUDIO」によるキッズダンスのショーケース。各グループが日々の練習の成果を友達や家族、プロのパフォーマーや観客の前で披露しそのパフォーマンスに観客は盛り上がっていた。 キッズたちによるダンスの披露 Breaking/ブレイキン 「MORTAL COMBAT」による息ぴったりでハイレベルなムーブphotograph by Takeshi Hayakawa またパリ五輪での選出が決まり注目を集めているアーバンスポーツ「ブレイキン」のショーケースには7度の世界大会優勝経験を持つ「MORTAL COMBAT」が登場。メンバー5人は息の合った連携の中でダイナミックかつ高難度のムーブを披露。子どもたちはそのパフォーマンスに目を光らせながらもどうしたらあの動きができるのかと不思議な面持ちだった。 「MORTAL COMBAT」による世界最高峰のパフォーマンスphotograph by Takeshi Hayakawa そんなブレイキンに難しいイメージを持つ子どもたちもいる中で迎えたワークショップではMORTAL COMBATのメンバーが丁寧に手取り足取りステップバイステップで指導。最終的には一つのルーティンとして親御さんに披露できるほどになっていた。 EXILE ÜSAによるスペシャルワークショップ スペシャルゲストとしてコンテンツを盛り上げたEXILE ÜSAphotograph by Takeshi Hayakawa 本コンテンツのスペシャルゲストとして参加したのはEXILE ÜSA。ワークショップではÜSA自身が監修した「 DANCEARTH体操 」を元に子どもたちと一緒に楽しく踊った。人気ダンス・ボーカルグループ「EXILE」のメンバーとしてはもちろんのこと、パフォーマーとしても活動している、ÜSAから今回直接レクチャーを受けながら一緒に踊れる貴重な機会ということもありたくさんの子どもたちが参加。幼児園児から上の年齢は中学生までの子どもたちが終始笑顔でÜSAの振り付けに倣って踊っていた。 ワークショップで子どもたちと楽しく踊るEXILE ÜSAphotograph by Takeshi Hayakawa 地域性に見事マッチしたスポーツ体験コンテンツ。「アーバンスポーツ x 扇ヶ浜公園」 コンテンツのフィナーレには特別に「REG☆STYLE」と「MORTAL COMBAT」のコラボセッションphotograph by Takeshi Hayakawa 「Urban Sports Camp」が今回開催されたのは和歌山県田辺市扇ヶ浜公園に隣接する田辺市立武道館。和歌山県といえば東京オリンピック2020スケートボード競技パーク種目で金メダルを獲得した同県岩出市出身の四十住さくら選手が有名だが、ここ田辺市は今回惜しくも叶わなかったが晴天であれば本コンテンツでパフォーマンスを予定していた国内でも指折りのトップスケーターで同競技ストリート種目の選手である池慧野巨選手を輩出した地域なのだ。そんな田辺市にあるここ扇ヶ浜公園にスケートパークができたのは2008年。当時からスケートボードを始めBMXやバスケットボール3×3などのアーバンスポーツが人気だったそうだ。そんな中、東京五輪での四十住選手の快挙により一気にアーバンスポーツが注目を浴び、それ以降扇ヶ浜公園ではスケボーやBMXを楽しむ学生や社会人が増えたとのこと。 当初開催予定だった扇ヶ浜公園の海をバックに特別にパフォーマンスをする「REG☆STYLE」photograph by Takeshi Hayakawa そんな歴史を持つ場所にてこのタイミングで開催されたのが「Urban Sports Camp」。とりわけアーバンスポーツに関心が高くなっているこの地で行うことで単なるアーバンスポーツの普及だけではなく、競技の特性上若年層が多いこのスポーツを通じて地方エリアが持つ課題である若年層獲得の実現に繋がると見込まれるのだ。まさに地域性に見事マッチしたコンテンツと言えるだろう。 最後に プロのパフォーマンスを真剣に観る子どもたちphotograph by Takeshi Hayakawa 今回「Urban Sports Camp」の中で、参加した子どもたちがみんな目を輝かせながら楽しそうにプロのパフォーマーたちのショーケースを見ており、また意欲的にワークショップに参加していたのが特に印象的だった。 今回のコンテンツを盛り上げてくれた「REG☆STYLE」と「MORTAL COMBAT」のクルーたちphotograph by Takeshi Hayakawa そして、パフォーマンスを披露した「REG☆STYLE」と「MORTAL COMBAT」の両チームのリーダーがコンテンツの最後に子どもたちに伝えた言葉、「子どもたちが未来のスターになれるようにアーバンスポーツを広めていきます!(MORTAL COMBATリーダー・YASU)」「一緒にアーバンスポーツで和歌山をUPしていきましょう!(REG☆STYLEリーダー・Ko-ya)」が次世代へのバトンとして、ここ和歌山でさらにアーバンスポーツが広がっていくことの可能性を大いに感じることができた。 地域密着型イベント「Shiogori Camp」内で開催された本コンテンツは、多くの地元の方々中心にアーバンスポーツの世界観を届けられたと思う。今後も一人でも多くの子どもたちがこのコンテンツを通してアーバンスポーツを知って始めるきっかけとなることを心から願う。 コンテンツ概要 コンテンツ名称 : 「Urban Sports Camp」in Tanabe Wakayama 開催期間 : 2022年9月18日(日)※詳細は公式HPをご覧ください。会場:田辺市立武道館メインアリーナ (和歌山県田辺市扇ヶ浜2番10号)協賛:カーポートマルゼン、XPERIA、乃村工藝社メディアパートナー: FINEPLAY